冷凍食品を常温で放置!これって危険?食べられる?

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買い物から帰ってきて、うっかり買ったものをしまい忘れてしまうことってありますよね。

でも、それがもし、冷凍食品だったら・・・?!

冷凍食品を常温で放置してしまった場合、どうするのが一番良いのでしょうか?

とりあえず冷蔵庫に入れる?いやいや、冷凍庫?

そもそも、食べられるの!?!?

調べてみました。

目次

冷凍餃子や冷凍パスタを常温で放置!食べて大丈夫?

まず、ここで大切なのは、どのような環境でどの位の時間放置してしまったか、ですね。

それによって、冷凍食品の解凍具合が変わってくるかと思われます。

 

半解凍位であれば、まだ痛んだりはしていないことが多いでしょうから、出来るだけ早めに加熱して食べてしまうことをおすすめします。

完全に溶けてしまった場合は・・・正直なところ、あまりおすすめできません。

それは、このような理由からです。

冷凍食品というと、保存料が多く使われている印象があるかもしれません。

ですが実際は、「冷凍の状態で保存する」という大前提で作られており、多くの冷凍食品では保存料が使われていないのです。

そのため、解凍された状態になってしまうと、常温のお惣菜などよりも傷みやすいということができます。

そのため、解凍されてしまった冷凍食品は、非常に危険なのです。

羽根つき冷凍餃子の場合

たいてい、1個1個がくっつかないように小さいトレーで仕切られていることが多いですね。

その為、解凍されるのも早くなります。

また、餃子の底の部分に四角い乳白色の土台のようなものがついているのですが、これが「餃子の羽のもと」になります。

水、片栗粉、油などから作られているので、これが溶けて餃子の皮と一緒になってしまうと、皮も柔らかくなってしまい、焼いた時に破れやすくなってしまいます。

もし、「まだ大丈夫そう!」と判断した場合、(あくまで自己責任ですが)焼き餃子にするよりも、水餃子にしてしっかり加熱したほうが安全かもしれません。

冷凍パスタの場合

パスタとパスタソースが一体になっているものであれば、塊が大きいので解凍されるまでの時間は冷凍餃子よりも長いかと思われます。

そして、どれだけ解凍されてしまったかによって、加熱時間も変わってきます。

フライパン調理が可能そうなら、(あくまで自己責任ですが)フライパンで直に様子をみながらしっかり加熱することをおすすめします。

電子レンジ調理の場合、冷凍されている条件の加熱時間では熱がかかりすぎて焦げる可能性があります。

かといって、加熱不足は絶対に避けたいところですね。

こまめに様子をみながら加熱しましょう。

常温放置は大丈夫?時間別の目安

常温放置は大丈夫・・・ということは決してありません!

ですが、あくまで自己責任としての目安をお話しますね。

常温で30分放置

冬場であれば、それほど解凍は進んでいないかと思われます。

夏であっても、クーラーが効いた室内であれば、大丈夫かもしれませんね。

でも、暖房器具の近くや、夏場の締め切った室内などは危険です!

すぐに状態を確認しましょう。

常温で1時間放置

冬場でも、たいていのものが溶けてしまっている可能性が高いですね。

夏場であれば、傷み始めている可能性もあります。

どれだけ解凍されてしまっているか、確認しましょう。

少しでも不安が残るようなら、残念ですが廃棄することをおすすめします。

常温で2〜3時間放置

ここまでくると、腐ってしまっていたり、食中毒の危険性を考えていかなければいけません。

完全に常温に戻っているようでしたら・・・諦めたほうが良いでしょう。

 

「でも、しっかり加熱すれば大丈夫でしょう?」

そう思われる方も多いかと思います。

しかし、食中毒を起こす菌の中には加熱しても死なない菌(ボツリヌス菌、セレウス菌、ウエルシュ菌など)が存在するのです。

 

また、冷凍食品には製造工程で加熱してある商品と、加熱していない商品があります。

商品裏面の原材料名などの記載の下のほうに「凍結前加熱の有無」という項目があります。

この項目が「加熱してありません」となっている場合は、製造工程で、商品を凍結する1つ前の工程で殺菌目的の加熱をしていないということを示しています。

そして、この場合の冷凍食品の衛生規格基準では「細菌数は1g当たり300万個以下で、大腸菌が陰性であること」が求められます。

「えっ!? それって大丈夫なの?」と、驚かれるかもしれませんが、「だから、冷凍状態で保管して、家庭で殺菌も兼ねて加熱調理してくださいね」ということなのです。

(ちなみに、「凍結前加熱の有無」が「加熱してあります」の場合は、「細菌数は1g当たり10万個以下で、大腸菌が陰性であること」との基準があります。)

このような冷凍食品ごとの違いについても判断基準に加えていくと良いかもしれませんね。

冷凍食品を冷蔵庫で保存した場合の味や賞味期限は?

冷蔵庫を開けて、「あれ?どうしてここに冷凍食品があるのだろう・・・?」と、キョトンとしてしまうアレです!

私は絶対二度見しちゃいます(笑)

 

NippinさんのHPのお問合せ窓口nippin.co.jpには、「冷蔵庫に入れてしまったけれど、食べられますか?」との問いに対して、

「品質劣化の可能性がありますので、お召し上がりいただくことはおすすめできません。」

とあります。

他の冷凍食品メーカーさんも同じようなコメントがHPに記載されています。

つまり、メーカー側としては、「一度解凍された冷凍食品は(例え冷蔵庫に入れていたとしても)食べないことをお勧めします。」ということですね。

 

そうは言っても、どうしても諦めきれないあなた!

自己責任にはなりますが、どうしても・・・な場合は、出来るだけ早くにしっかり加熱して食べましょう。

袋が膨張してたり、ヌメリやねばつきがあったり、いつもと違う臭いや味を感じたりした場合は、迷わず廃棄しましょう。

溶けてしまった冷凍食品の再冷凍は可能?

冷凍食品は、一般社団法人日本冷凍食品協会が定めた自主基準があり、その一つが、「急速凍結(急速冷凍)し、品質を保つこと」なんだそうです。

急速凍結(急速冷凍)することによって、食材の品質を落とすことなく冷凍出来るのだとか。

家庭用冷凍庫にも急速冷凍機能がついているものもありますが・・・やはり、工場のものと同じと考えるのは無理がありそうです。

また、一旦溶けてしまっていることから、食品中から水分などが流出していることなども考えられます。

一度溶けだした水分はもとのところには戻らず、表面に付着したまま霜のようになってしまうので、味や触感の劣化にもつながってきます。

冷凍食品を常温で放置!これって危険?食べられる?|まとめ

冷凍食品を常温放置もしくは冷蔵庫で保存してしまった場合は、諦めることも大切です。

どうしても・・・というときには、自己責任にはなりますが、状態を確認して出来るだけ速やかに冷蔵庫に入れましょう。

そして、再冷凍はせずに、なるべく早くにしっかり加熱して、食べましょう。

少しでも不安や違和感を感じたら、迷わず廃棄することが大切です!

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